カレッジ進学に必要な英語力

留学したら英語力は伸びる?

海外で就職するには、英語力が必要だから、留学して、英語力を伸ばさないと!

そう思っていませんか?

もし、英語力だけを伸ばしたいなら、語学学校の留学は、おすすめしません。

もちろん、短期の語学留学が、無駄とは言いませんが、単に英語力の向上を目指すのではあれば、一度考え直した方がいいです。

カナダ留学を考えているのなら、語学学校ではなく、キャリアカレッジもしくは、正規留学(大学)を目指しましょう。

なぜなら、カナダの滞在費用は、とても高い。

そして、語学学校の授業料も、長い期間だと割安になる傾向にあるものの、それなりの期間を受けるなら、まとまったお金が必要ですし、短期間の場合、一週間当たりの授業料が、約3万円。つまり、1か月の語学留学で、12万円の授業料が飛んでいくことになります。

※もちろん、一日あたりのコマ数や学校によりますが、留学生の多くが選択する、朝9時から午後3時までのスケジュールだとこんな感じです。

それよりも、正規留学のためのお金を貯めることに集中し、英語力は、日本で伸ばした方が、効率がいいです。

いまや、24時間、どこでも、スマホやパソコンさえあれば、英会話を含め、英語は学べる時代です。

金額も、外食ランチを一週間お弁当にすれば、捻出できるくらいなのではないでしょうか。

また、英語漬けの生活で、自分を追い込みたいという方は、フィリピンでの語学留学に切り替えた方がよさそうです。

カナダにある大学付属の語学学校は、大学の授業についていくためのエッセイを書く訓練、プレゼンテーションの練習をできる場所なので、大学進学を考えているなら、こちらを活用することもできます。

一方で、単に英語力を上げる、という漠然とした目的で、大学付属以外の語学学校に行ってしまうと、思ったように英語力が上がらず、時間が過ぎ、焦るとともに、お金も減っていくというダブルパンチで、メンタルがやられる可能性が高いです。

正規留学の入学基準の英語

それでは、正規留学に必要な英語力を数値で見てみましょう。

公立大学の場合、IELTSだと、オーバーオール6.5が基準になっています。そして、すべての項目(R/L/W/S)で、6.0以上。

一方、私立の場合は、5.5や6.0で入学できるところもあります。

ビジネスプログラムよりも、観光系のプログラムの方が、基準が低いなど、私立の場合には、コースにもよります。

そもそも、IELTSとは International English Language Testing Systemが正式名称で、英語を母国語としない留学生が、英語圏の大学進学の際に英語の入学基準を満たしていることを証明するために使えるスコアです。

主に、The Commonwealth Countries(イギリス連邦)で、採用されています。

カナダも、イギリス旧領土なので、IELTSを採用しています。(ケベック州は要調査)

では、IELTS 6.5とは、どれくらいのレベルなのか。

※IETLSには、Generalモジュール(移民申請用)とAcademicモジュール(大学進学用)があります。ここでは、Academicモジュールのレベルについて触れます。

リーディング:大きく分けて3問です。

科学実験の話、太陽系の話、動物の生態の話など、現代国語の教科書を英語で読んでる気分になる問題です。

大きく分けて3つの設問になっていますが、合計の問題数は、40問です。

その中で、75%正解(10問間違い)で、ぎりぎり7に滑り込みになります。

ライティング:タスクが2つあります。

一つは、グラフを説明する内容です。私が受けた時は、運動場のグラフがあり、それを説明するものでした。

もう一つは、賛成意見か反対意見(Agree/Disagree)か、メリットデメリット(Advantage/Disadvantage)など、一つの観点を選択して、どうして、そう思うのか、その考えをサポートする理由、結論をエッセイとしてまとめるものです。

私が解いた練習問題は、死刑制度に反対か、賛成か。その理由はなぜか、という日本語でも難しい内容のものもありました。

リスニング:ブリティッシュ、オーストラリアアクセントの音声によるテストになります。

カナダはアメリカ英語よりなので、慣れないうちは苦戦しました。

こちらも40問になっており、30問正解で、7が取れるといった感じです。

選択問題ではなく、書き込み式なので、スペルが苦手な方は、しっかり対策をしましょう。

ちなみに、私は、砂漠(Desert)とデザート(Dessert)を間違えた記憶があります。あと、エプロンのスペルが正しくかけていたか、定かではありません。。

スピーキング:おおきく2パートに分かれた面接式のテストになります。

最初の2分ほどは、世間話をして、そこからテストになります。

そして、最初のパートは、質疑応答形式です。質問されたことに対して、できるだけ長い時間説明しましょう。

説明が途切れると、次の質問に移ってくれます。一方、長すぎると、面接官から、次の質問に移りましょう。と言われます。

2つ目のパートは、プレゼン形式です。

メモとペンを渡され、お題を出されます。そこから、2分間、お題に対する内容を構成する時間を与えられます。

上手に構成して、話し続けます。構成や、キーワード、話す順番を組み立てるのに、メモを活用します。

ここでのポイントは、すべて真実を話さなくてもよい、ということです。出されたお題に的外れではないプレゼンをすればいいのです。

私が出されたお題は、「最近、栄養素に関する記事を読みましたか。その記事には、どういったことが書かれていましたか。」でした。

読んでなくても、ひたすら、思いつく内容を絞り出して、話しましたが、結果は、5でした。力不足。。

別日の試験では、自分が体験した内容だったので、7が取れました。

基本的な英語力は、必要ですが、お題に関しては、運もある気がします。

ちなみに、カナダ人(もしくはアメリカ人)の面接官とイギリス人の面接官に当たりましたので、試験会場によっては、必ずしも、イギリス英語というわけでもなさそうです。

Youtubeで、ielts speaking band 7と検索すると、7がどれくらいのスピーキング力なのか見ることもできるので、目安として、ぜひ見てみてください。

重要なのは自信をもつこと

入学基準を満たせば、もちろん、問題なく大学、カレッジ入学はできます。

しかし、点数だけ取れても、自分の意見を言えない、プレゼンできない、となると、成績に影響を及ぼします。

特に、グループプロジェクトでは、自分だけではなく、他人の成績にも影響するので、一大事です。

間違った発言をして、クラスメイトから冷たい目で見られたらどうしよう、プレゼンで失敗して、笑われたらどうしよう。と、思っていますか?

でも、間違えたとしても、「そうゆう観点もあるね」という解釈がされますし、失敗しても、一生懸命プレゼンの準備をした人を誰も笑いません。

完璧な文法で、ネイティブスピーカーみたいな英語じゃないと恥ずかしい、間違えたくない、と思わず、とにかく、Try and Errorで、挑戦し続けましょう。

はじめの一歩は、勇気がいりますが、重要なのは、自信を持つことです。

fake it till you make it!!

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