フィリピン留学から得れること

まずは、様々な英語圏の留学先の中から、フィリピン留学を選択する大きな利点を見てみましょう。
他の国との大きな違いは、全寮制、マンツーマンレッスン、の2つです。
では、この2つが、どうして利点になるか、細かく分析していきます。
全寮制
1つ目、他の国は、ホームステイやルームシェアが一般的である一方で、全寮制であるということは、大きな違いです。
洗濯をしたり、食料を買いに行ったり、食事を準備する必要がない=その時間を勉強に充てて1日英語漬けの生活が可能。ということです。
ルームシェアをしていると、洗濯機を使える時間が限られていたり、
放課後に食料を買いに行ったりしないといけません。
学校帰りに寄れるところもありますが、家の近くにお店がないと、バスを使ってお店に行ったりすることもあります。(←経験者)
また、規則正しい生活を送るのにも最適です。
一定の期間、語学学校へ通っていると、中だるみというものが、おこります。
しかし、決まった時間に起床し、勉強するというサイクルで生活することによって、緊張感を持ち、英語の勉強に集中できます。
学生寮は窮屈そう、と思う方もいるかと思いますが、
短期集中で、英語力を伸ばすことを目標にしている場合には、合った環境なのです。
マンツーマンレッスン
北米の語学学校は、グループレッスンが一般的です。
もちろん、マンツーマンレッスンもありますが、高額です。
それに比べると、フィリピン留学は、費用抑え目で、マンツーマンレッスンを受けることができます。
グループレッスンだと友達もできやすく、授業も賑やかになりますが、日本人留学生は発言するよりも、聞き役にまわりがちです。
聞き役にまわりがちだとグループレッスンでは発言できずに授業が終わってしまいます。
これが、マンツーマンレッスンになると、やり方次第で、自分が会話の主導権を握ることができます。
また、目的に合わせてレッスンが可能なので、英語圏の大学進学のために、TOEIFL, IELTSの何点を取る!という場合や、
時事トピックについて、3分でプレゼンをする、など、具体的に目標が定まっている場合には、マンツーマンレッスンを活用せずにはいられません。
ネイティブのように話せるようになりたい、といったような漠然とした目標設定だと、先生の話をただ聞くのみの授業になってしまうので、曖昧な目標ではなく、具体的に数字を使った目標を立てて、有効活用しましょう。
留学にかかる費用

フィリピン留学は、お手頃価格ともいわれていますが、留学するにあたって、学校の授業料や滞在費以外に、どんな出費があるのか、軽-く見てみましょう。
北米のルームシェアの場合
交通費(定期)、コインランドリー(アパートにてルームシェアする場合には建物内にコインランドリーがあります)、自炊のための食費
フィリピンの寮の場合
学校に隣接している寮の場合には、交通費はかからない、洗濯オプションあり
上記の他にも、航空券、海外旅行保険などがかかってきますので、ゆとりを持った貯蓄で留学することをお勧めします。
気になるデメリットを潰していこう
日本人が多い環境
寮だと、相部屋に日本人が一緒になるというケースがあります。
その場合、せっかく留学しているのに日本語を話してしまうから、留学の意味がなさそう、と心配をする方もいます。
日本人同士でも、部屋の中では英語にしよう、と決めてイングリッシュオンリーポリシーを徹底することもできます。
また、日本人は、文法に細かくなりがちなので、指摘してもらって直すのが気にならないかたには、メリットにもなります。
フィリピン訛り
これも、気にする方が多いです。
しかし、これは、会話をする上では、関係ないです。
北米の大学の先生も、もとはフィリピン出身、東ヨーロッパ出身と、様々な国から、そして、様々な国の訛りがありましたが、出身国問わず、プロフェッショナルである限り、訛りにこだわる必要はありません。
また、英語を第一言語で話す人口よりも、第二言語として英語を使う人口のほうが多いので、アメリカ英語、イギリス英語、などに括られずに学習することは、大切なことです。
衛生面
これは、体調不良が止まらないといったような身体が水に合わないというレベルだと、改善するのは難しいですが、
狂犬病の予防接種を受けたりと、対策は取れますし、潔癖症の方も、徐々に、違いを楽しむをいうメンタルに切り替りかえてみましょう。
さいごに
現地に行けば話せるようになる、は間違ってはいませんが、非効率です。
渡航前に、基本の英語力はつけていく必要があります。
間違えて、そこから学ぶことが大事なのに、基礎力がなく、何を話していいか分からない、という人は間違えることすらできないといった現象がおきます。
まずは、渡航前に、英語の動画を見て、リスニング力を鍛えたり、文法のおさらいをしたり、単語量を増やしたりと、出来る限るのことはしてみましょう。
心配の種を潰していってもなお、治安が不安、ホームシックにならないか心配、1週間でも会社を休むのは抵抗がある、という場合には、オンラインでも全く同じ授業ができるところもあるので、ぜひチェックしてみてください。
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