会話力を伸ばすために、ライティングは必要か

結論から言うと、必要というより重要です。

ただ、ここでいうライティングは、論文のようなものではなく、

表現力の幅を広げるための、練習として文章を作る、というライティングを指します。

文章が作れなければ、話せません。

文章が作れるようになれば、聞き取れる範囲が広がっていきます。

つまり、会話力が伸びていきます。

では、具体的に、どんなふうに、学習を進めていけばいいのか、見てみましょう。


自分の考えをまとめる
とりあえず書いてみる
調べてみる
微調整する
校正してもらおう

自分の考えをまとめる

日本語でプレゼンテーションをすると、想定してみてください。

いきなり、即興で、説明できますかね。

自分の考えをまとめる=事前準備をする

これが、最初のポイントです。

何を伝えたいのか、考えをまとめることが大事です。

日本語では、普段は、聞き役だけど、英語になったら、話す側に回る、

という奇跡はほぼ起きません。

英語で何を話すつもりなのか、仕事のこと、興味があること、何について話すのか、

話題の引き出しを増やすこと、そして、それを話すための心の準備が必要です。

私は、その日、あった出来事を頭の中で回想し、考えをまとめていました。

とりあえず書いてみる

話したい内容が決まったら、とりあえず書いてみましょう。

短い文章でも、いいのです。きちんと、文章にさえなっていれば。

ここで、ライティング=IELTS/TOEFLの試験問題に挑戦、は、やめてください。

いきなり、挑戦しようものなら書けなさ過ぎてびっくりしちゃいます。

そして、自信を失います。←経験済み。

さらに言うと、ここでのポイントは、文章を作ることに慣れることが目的なので、

アカデミックなライティングに挑戦してしまうと、

背景を理解したり、英語力以外の部分も必要となってくるので、趣旨がズレてきます。

また、構成もテスト向けのライティングと、口語での表現、構成とは異なってくるため、

まずは、書ける範囲のもの=大学でどんな卒論を書いたのか、仕事は何をしているのか、

どんなことに興味があるのか、など、自分のことについて、

書ける範囲で、とりあえず書いてみましょう。

私は、通勤中の時間を活用して、コツコツと英文を携帯のメモに打ち込んでいきました。

調べてみる

書き出しているうちに、疑問が生まれてきます。

この文章で正しいのか、と。

実は、ネイティブでも、人によって、使う前置詞が違ったりします。

日本では、Different from~で、習いましたよね?

でも、Different than~で使ってるネイティブがいるんです。

文法的には間違いらしく、

英語の先生レベルになると、違和感がある、というひともいるのですが、

スルーされているのが現実。

日本でも、「全然大丈夫」といわれて、何も思わないひとと、

「全然」の後は、否定形と習った昭和世代(私含める)が、変だな、と感じてしまうのと、

同じ感じだと思います。

そんなときに、私が、活用しているのが、lingohelpというサイトです。

何パーセントのネイティブスピーカーが、どの前置詞を使っているのか見れます。

Compare to~なのか、Compare withなのか、

ネイティブでも分かれるのか、と思うと、興味深いです。

微調整する

とりあえず文章ができたら、微調整の段階に入ります。

微調整って何すればいいの?という方もいるかと思いますが、

ネイティブに自然に聞こえる英語に修正していくステージです。

具体的に何をするのか。

英語で検索していきます。

例えば、自己紹介で、I am OO, from Japan. と書きました。

これをどう広げていくのか、修正していくのか、ということですが、

英語で、自己紹介の方法(how to introduce yourself in interview)、と調べてみましょう。

さすがインターネットの時代、大量に答えが出てきます。

ネイティブの人がどのように、自己紹介をしているのかを知ることで、

自分が作った文章の改善点を発見できます。

さらに類義語を調べたりすると、どんどん作れる文章の幅が広がっていきます。

校正してもらおう

校正によって、作った文章の精度がさらに高まります。

自分ではしっくりきたと思っても、ネイティブには違和感があるかもしれない。

その軌道修正をするステージです。

ここでのポイントは、負のループに巻き込まれないように注意することです。

日本人が忘れがちな、a/theの冠詞、atやinの前置詞にとらわれすぎず、

きちんと自分の伝えたい文章が、問題なく、構成できているか、

確認してもらうということが重要です。

相手は、英語が第一言語なので、その相手に褒めてもらおうと、

難しい言葉を使ったり、難しい表現を使おうとすると、色々とエラーが続出します。

私は、添削アプリ(何文字までなら無料)、SNS、ネイティブよる添削サービスを試しました。

日本人特有の表現で、相手に通じないものがあったり、

辞書で調べて、正しいと思って使った単語が、ネイティブにとっては、

違う意味(不自然)に聞こえたりする、というような、

独学では、気にも留めないところを見つけてもらい、目から鱗の連続でした。

まとめ

会話力を伸ばしたいのに、ライティングなんて意味があるの?

私もそう思っていました。

でも、ライティング=アウトプットなんですよね。

カタカナ英語ではなく、ネイティブっぽい発音で話せるようになりたい。

その気持ち、よくわかります。

でも、考えをまとめ、文章を作り、アウトプットするという段階をクリアしてから、

発音やイントネーションに取り掛かっても、遅くありません。

今日から、一文ずつ、何か書いてみてはいかがでしょうか。